幻のタクシー「東京」
ある日東京に幻のタクシーと呼ばれるタクシーに俺は遭遇した。
車内には駄菓子や飲み物をたくさん用意しており自由にとっていいよとのこと。
それは会社自体が行っているのではなく運転手さん個人で買い物をしていてその1台だけらしい。
興味を持ちその男性の話を色々と聞いてみると、その運転手の方は福島県出身で旅館を経営されてたんだそう。
だが2011年3月11日東日本大震災で津波などの被害は無かったものの断水や放射性物質の漏洩によりお客さんが急激に減り運営ができる状態では無かったとのこと。
その男性は従業員の方々に旅館で使っていた布団であったりなどもったいないから持っていきなさい。と渡したりして旅館をたたんでしまうしかなかったらしい。
ご自身は働く場所もなく東京でタクシーの運転手をされてるとのこと。
なんでこんなサービスしてくれるんですか?と聞いてみたところ
「お客さんに喜んでほしいし移動の時間もくつろいでほしいからね。」
「お客さんが喜んでくれたら私も嬉しいよ」
俺は自然と涙が溢れた。とても心が豊かになった。これぞ、ホスピタリティやし
日本のおもてなし精神なんやなって改めて気づいた。過去にとらわれず今を生きてる運転手さんに俺はマジで感動した。
自分自身に余裕を持ち豊かな大人になろう。
そしてまたあの運転手さんに出会いたいな。
そんな1日やった。なんか幸せやったな。
そして今は電車の中でこの日記を更新。
妊婦の方に席を譲っている1人の女性がいた。
世界一周をした事を思い出した。
世界が優しさ溢れる空間になればいいのになって。
ちょっとセリフがくさいけど。
今日も1日幸せな日々です。
ブログってこんな感じで書くんかな??(笑)
以上、ちゃんちゃん